説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2011年7月18日月曜日

暑い気仙沼で my団扇サロン

昨日、ジョネットのサロンには途中から合流し、市民会館に滞在30分程度での感想です。震災後4ヶ月が経過し、避難者皆さんの顔からは不安や焦りというより忍耐強さを感じました。

サロンで合流する前に、気仙沼の知人宅を訪問しました。高台のため家屋は無事でしたが、ご主人の会社は沿岸部のため津波で流されました。現在は失業手当をもらっています。知人に伺った話では、会社を流された中小企業が再建をするためには、通常の手続きを踏まなければならないため数ヶ月かかるとのことです。いくら努力しても手続きルートの簡略化をしない限りは復興の足かせになってしまい、思うように進まないのが現状のようです。

知人は義援金をもらっていないのですが、半壊や全壊のため義援金を受け取った一部の人達(ローンなどない、アパート暮らしの方など)は、そのお金でタクシーに乗ってパチンコに通ったり、贅沢な暮らしをしているそうです。タクシーに乗り、パチンコ屋さんへ行くことで経済的にはお金が回っているので良しとする考えもあるかもしれません。しかしあくまで一時的なことですので、彼らが今後仕事を得られず無気力状態がはじまると、街自体が荒んでいくのではないかと危惧されます。
雇用の重要性は大きいと感じました。                                                       野村
民家内部

海水が街中に入ってきています
舗道に見つけたタイル


宅地の名残
線路はすっかりなくなったので 修復ではなく新規架設となる

乗っている箱状のものは、津波で流された家屋
どこをみても瓦礫のやまです
自衛隊の皆さんのスペース
既婚女性隊員もいます
こどもは、家族がみています… 
気持ちをきっぱり被災地に向けられないなら
この仕事は辞めています と話されました
お風呂の屋根に上がって、散水中
中が蒸し風呂状態になるからです
震災当初、ボートにビニルシートを張っただけのお風呂もありましたが、
ここの中は、まるで銭湯のようなつくりでした

ハンドマッサージを受けながらも、
目は隣でやっている団扇つくりへいってます
中2の女の子の作品
膝の上で、雑誌を見ながら、鉛筆を走らせていました
ここをmy場所にしている方は男性です。
サロンのためにあけて下さいました。
my団扇です
筆の使い方を説明している王先生
別れ際、手を振ってくれる避難所の皆さん

海岸よりの商店
工場内部
海水が手前路上に入ってきている

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