説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

to ENGLISH Page

2011年7月14日木曜日

7/12 ジョネットin女川



 団扇の作成



朝7時半に事務所でジョネットセットとジョネットサロン道具を積み込み、渋滞に遭遇しながらも車2台に分かれて南三陸、女川、石巻に行ってきました。今回は東京と京都から様々な分野で女性の為に活躍されている先生方も同伴されました。
南三陸では、瓦礫の中に希望の光のように開店している大森屋商店に富士電機さんから寄付されたモバイルソーラを届けました。大森屋商店は瓦礫撤去作業の方々が集う休憩場所になっています。電気がまだ通じていないそうで、珍しいモバイルソーラをとても喜んでくださいました。

そして、南三陸を出発。1時間半かけて女川へ。女川の皆さんを待たせては大変と、昼食はコンビニの駐車場でおにぎりをパクパク詰め込み急ぎました。

女川体育館避難所でジョネットサロン団扇作り講座を開催しました。女川の皆さん、とても楽しみにして下さっていたそうで事前に用意していた詩や言葉、絵を思い思いにうちわに描かれていました。「私のなんだか下手だわ~」と言いながら皆さん楽しそうに自分だけの作品を作り上げていました。京都から来て下さった先生の京都弁がとても新鮮でステキで京都弁「おおきに」「おいでやす」も習いました。

最後にお茶とお菓子をいただきながら作品についての一言スピーチがありました。フクロウを描いた方は「これから先、人生、楽しくみんなに福が来るようにみんなが楽しく幸せになるように描きたかった」と、かぼちゃを描いた方は「これからどっしりと生きて行こうと思う」と、涼風と大きく描いた方は「暑がりなので涼風を呼ぶように」と、小学生の男の子はピカチュウを描いてくれました。
最後にうちわを胸に皆で記念写真を撮りました。たくさん詰まったジョネットセットをお渡しし「化粧品類は何より嬉しいです、ありがとう」と言われこちらも嬉しくなりました。

女川を出たのはもう4時でした。帰りの私の車にはジョネット隊スタッフで石巻在住のYちゃんが乗ってくれて石巻の被災地を案内してくださいました。石巻の門脇地区がこんなにひどいことになっているとは知らず言葉もありませんでした。そして、Yちゃんがあの津波から命懸けで生還し、私たちと一緒に活動できるまで回復されたことを知り本当に嬉しく思いました。
これからもジョネット隊は皆で力を合わせて頑張ります。   ちか子

0 件のコメント:

コメントを投稿