説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2014年4月29日火曜日

葉桜

南三陸にも温かい春が訪れ
坂道を上ってヤマキチカフェにみえるおばあさんのお顔に
汗を見つけることがあります

まつ子さんの移動販売を待っている方は多く
大型店の販売車で買ったその足で買っていかれる方もいるそう
買物の不便さは解消されていません

暑くなってくると食中毒 
そう言う時こそ待たれる 車が入れない雪や雨の日の販売
気苦労は甚だ多いですが 移動販売を続けています
まつ子さんは物売りを後回しに お部屋お部屋をまわって
地元の声を掛けて歩いています

絶品 のり子さんのワカメ

今年3月 やっと船おろしにこぎつけました
 ワカメの水分を絞ってから出荷
ワカメの産地といえば三陸海岸
中でも桑浜のワカメは群を抜いた秀逸品です

1番の理由は地形 細かく折り畳んだような道を登り行き
その後一気に山を下りたところに顔を覗かせる
大変可愛らしい浜
山が持つ栄養が海に直接流れ 
外洋がもたらす養分と混じり育まれた味わいや食感は 目から鱗!
ワカメの味は浜によって違います

スタッフはじめジョネットの周りにはワカメを販売する女性が大勢いますが
慣れない仕事 大震災…と続く困難を自然体で受け止めるのり子さんに
爽やかさを感じ ご紹介します

震災直前 大病より麻痺が残った夫が海に戻るに伴い
船に乗って一緒に仕事をする生活が始まりました
背が高く真っ黒に日焼けした彼は 前向き 気さくで温かみのある方です
少し軌道に乗ってきたかという矢先の大震災で
お母さんを亡くし沢山のものを失い たくさんの涙を流されました

震災から3年 こうして生活できるのは
全国の皆様のあたたかいご支援があったからです と感謝されています

のり子さんが販売する「元葉」は
1本のワカメから芯を挟んで2〜3㌢しかとれません 季節も限られ
店頭に出ない 希少価値の一層高いワカメの部位です

発送をお受けしています お問い合わせは下記まで
Email:kuwahama@jo-net.org  FAX:022-233-2434

2014年4月17日木曜日

福地の春


エメラルド色

北上川
 向こうに見えるのは 新北上大橋
大川小学校前
ダンプの交通量はぐっと少なくなって

葦刈り急ピッチ

今年は作業が遅れているそうです
運び出した後に 火入れが待っています
風の姿通りに湾曲してしまった葦

田植え準備

この辺りでは 5月連休直後から田植えが始まります
田んぼにひとの姿を見つけました

土ほこり

もやがかかったように 町中に土盛りの土が舞って
マスクが手放せません
桜が一斉に咲き出しました
お花見したいね と言ったら 何処でやるんですか?
確かに この土ほこりでは…

サロンで

 
ひじき乾燥中
震災後に酷くなった足 毎日仮設周りを2〜3周歩きます
手頃な位置に張り巡らされたパイプは 伝い歩きしかできない方にうってつけ
オルガンで春の曲を演奏
ジョネットサロンは 互いの癒し合いの場になります
やっぺし運動もオルガンの音色に合わせて

浜直

スタッフ実家から茹で上ったばかりの白魚の差し入れ
 震災後に町ではじまった桑茶は
県南 山元町出身のスタッフから南三陸サロンへ差し入れ

2014年4月10日木曜日

45号線より海側


大森辺り 海は見えなくなってしまいました
戸倉駅辺り

ダンプの礼儀作法

トラックは道路に出てくる前に泥よけ機の上にあがりタイヤの泥を落とします
道を汚さないためです
それでも町中 埃だらけで マスクが欠かせませんが

蔵内

震災前と違って

避難所の時も 今も 郵便配達は大変!
有名な会社を名乗り福祉施設建設の儲け話を持ちかける振り込め詐欺被害
町内放送で注意を呼びかけています
おまわりさんの話では 人が良いのが被害の一番の原因
警察官は人員削減で 今まで以上に人手が足らないと

鯉のぼり

一時は 飲食店で飲み食いする家族連れの愉しそうな話し声が 不謹慎だとか
お目出度い話は絶対口にしないなど いろいろ言われましたが
内陸側のお宅に 泳ぐ鯉のぼりを発見

水仙ロード辺り

どなたかが復活させたのですね

気仙沼市長・市議選

水尻川

 いつのまにかまた1つ 鮭の施設

白魚漁

 会社の敷地に広げられる白魚 震災後初めて漁に出た方も多いです
仙台のお蕎麦屋さんにも幟があがっていました