説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2011年10月29日土曜日

木造仮設住宅拝見

地元の材木やさんが簡抜材を無償提供して実験的に造られた町最後の仮設住宅。
男性お二人に仮設住宅のお話を伺った。
一人はプレハブ仮設、もう一人は木造仮設に住む。
一刻も早く仮設住宅に入りたい町民の心境を汲んで、急ピッチで建てられた。
その後改善点を取り込みながら建てられ、仕様に違いが出た。
ご自分の住んでいるプレハブ仮設との違いに驚き、羨ましく思うものの、
一律の仮設を建てるのではなく、いろいろな住宅があってよいのではないかと話された。
どの建物に入れるか、結果として当り外れがあってもいいじゃないか、と。




キッチンに換気扇がある!
各部屋にも換気扇が取り付けられている
プレハブの仮設住宅は、室内の空気そのものが居心地悪い。
こちらのお宅は、室内のまろやかな空気と差し込む陽の光
に誘われ、お部屋でまったりしたくなる。
この部屋に住む男性は、母・妻を津波で亡くし、

水をやったりえさをやったりしなければならない生き物の世話で
開いた穴を埋めていきたいと話した
玄関にチャイムが付いているのも珍しい
避難所用に高校生が作った仕切りは
処分することなく仮設住宅に活かされている

住人が個人的に取り付けた

はらこめし で知られる山元町

視察前に支援物資をジョネット事務局に運び入れる
大きな瓦礫撤去が進んだ今、人海戦術で
ガラス破片など細かな瓦礫を取り除く作業が行われている
集められた細かな瓦礫

僅か残っているかに見える松も塩害でやられている
向こうは福島県 火力発電所
海側の惨状

山側の惨状
板張りでモダンなデザインを慕われた山元町立中浜小学校

校舎壁面飾りは、ノルウェー・オスロ市庁舎の
正面玄関へ続くロジアの壁飾りを思い出させた
クレーン車に隠れて伊達政宗の唐船見張り所跡がある
今年のはらこめし


2011年10月25日火曜日

電車の駅に船が停まった




水鳥が遊ぶ街




仮設住宅にコンビニ出現



仮設住宅敷地入口に設けられたご意見箱

仮設住宅敷地はフェンスで囲まれている
ゲート

仮設集会所はイベントが目白押し

ひと月に47件という快挙を成し遂げた集会所も出ました。
仮設住宅の代表の方は、忙しすぎてお手上げ状態!
その中に、ジョネットサロンも入っていますが… 本日はネイルケアです。
ネイルケアサロンを開催
何ともお粗末な集会所のトイレ鍵
モルジブからの支援物資~ツナ缶をお味見しました。




にわかに動き始めた港

魚市場付近



南三陸町の魚市場 







七ヶ月過ぎた浜辺


表皮が完全に剥ぎ取られた流木





車内には砂や石が詰まっていました

お待たせいたしました!

ベイサイドアリーナそばに建てられた㈱千葉商店の工場兼店舗。
昨日、大阪から機械が納品されました。10月26日(水) 試運転。
これでやっと、一番の売れ筋商品、 味付け海苔が食べられますね。
防災庁舎そばの店舗では、10月20日にやっと電気がつきました。
薄皮剥ぐように、すこしずつの進展です。

工場兼店舗 正面玄関


工場内には製造機械しかないので、とても広々と感じます。
愛知県の企業からご提供受けたスチール製キャビネットと
衝立が入る予定です。