説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2011年11月29日火曜日

気仙沼の今

支援物資が届いていない地域に、毛布、衣類、下着類等々をお届けし、
帰路、気仙沼をご案内してまいりました。
気仙沼駅

個人宅敷地の一角


幟はためくおさかな市場

地盤沈下 陸と海の境がわかりません
ボランティアの皆さんによる細かい瓦礫の撤去作業
仮設住宅のそば
仮設住宅で暮す皆さんの辺りの様子
架線工事が進められています
残ったのは金庫室だけ

船の真下になった乗用車
頑張ってる!「及川ジーンズ」
車中からの映像ですが、前回より分かりやすいので差換えました

想いのロータリー

ジョネットを介して就労・企業再建支援に積極的な
イタリア・ミラノ市/GAS SMR di Garbagnate Milaneseの皆さんから、
手作りクリスマス飾りが届きました。
私のクリスマス=サンタ飾りのケーキ+父が切り分けるターキー。
しかし、めいめいのポーチに詰められた飾りを広げ、
男女も無く、ひと皆一緒に幸せ願う、西欧のクリスマスの空気を思い出しました。







あむあむおっぴプロジェクトのメンバの元に、
産褥後のお母さんの足元を冷やさぬようにとの心遣いが、
おっぴ様から届けられました。

このようなやり取りを拝見し、
ジョネットが、被災地の皆さんと支援してくださる皆さん双方の、
ロータリーになっているなと感じます。
とても嬉しいです。
ありがとうございます!!
様々なドイツの切手を貼って、支援物資の布地が届きました。
皆様から届いた物資の仕分けやサロン準備、空き箱解体…
作業の合間、カラフルな切手に暫しエトランゼ。


お便りのご紹介 被災地の皆さんを          ご家族のように心配していらっしゃいます

2011年11月27日日曜日

お近づきのサロン

コルクを使ったクリスマス飾り
作り始めると、どんどんアイディアが生まれ、
なかなか完成とならなくなってしまいました
サロンのメインはフェイシャルです
化粧落し・洗顔・ファンデーションの置き方などを教わりました
質問コーナーでは、足のむくみや肩の凝りなど、いろいろの悩みに
簡単手軽な対処法を教わりました
花模様の刺繍が施された小物入れは、
ハンドメイド応援隊の女性が手作りしてお送りくださったものです。
野菜の摂取不足解消にとご提供くださった青汁や、ヘアエステセット、
基礎化粧品セット、洗顔剤等々のプレゼントを出して驚く皆さん
本日ご参加者の皆さん、半分は、震災直後より公的支援を受けられなかった方々です。
津波被害のあと、民間賃貸住宅に入られたからです。
何度か生のお声をお聞きして、是非ジョネットサロンを開催したいと思っていましたが、
大変狭い個人のお部屋を使うしか方法が無く、見送ってきました。
今回、思い切って、個人宅で開くことにしたところ、
急遽、仮設住宅の集会所を借りられることになりました。
また半分、民間住宅に入られた方々をゆとりがある人たち、と距離を置く傾向にあった方々です。
サロンの準備中、仮設住宅の皆さんに、支援物資が届きました。
その時、仮設には頻繁に物資が届けられるのだと聞きました。
フェイシャル、手工芸、変身コーナー… 女性たちの心を掴んでサロンを進めるうち、
お一人、ご自分の胸のうちを話しはじめた方がいらっしゃいました。
その後、あの日のお話をされる方が何人か続き、
「今日はとっても楽しかったですね。これからも一緒に、こうした交流を続けませんか、
ジョネットさんにも続けて来て頂きたいです。」
と提案が出されました。
とっても嬉しかったです。互いに作りあっていた溝が埋まるのではと思います。

南三陸町

震災前の役場付近で始めたラーメン店
近くの仮設の方が作るお弁当を販売し始めた大森屋さん
店の付近で作業にあたる方が買っていかれるそうです
大森屋さんの店内
ペンキの空き缶が山ほど
プレハブ作業場が建てられ、船の修理が進められています
慶應義塾大学第5期支援チームによるベンチとテーブル
バイオトイレの中

ボラセンそばの手洗い所はそのままでした

大川小学校辺り

付近の瓦礫はなくなり、残っている瓦礫の山の瓦礫は細かく粉砕されていました。
作業車の通り道の他に、元の道路(写真右側)が現れて、2車線になりました。
ところどころに、車の待避所も設けられています。
スピーカーに泥がつまって草が生え、晩秋を迎えて枯れました

瓦礫の山がなくなり、大川小学校脇の山が見渡せるようになりました
慰霊碑の位置がかわり、新しく母子像が建てられました
慰霊碑の前におかれた親御さんのメッセージ

診療所の窓から外を眺めて
寒さは一段と増しました
心なしか今年の紅葉はきれいに見えません
北上川の最河口 すぐ向こうは太平洋
北上川河口付近では未だ残骸が顔を見せていました
瓦礫が片付けられ、整地作業に入っています

七ヶ浜6点と仙台空港そば2点






残ってもこの状態です
周囲の瓦礫はすっかり片付けられました
名取市 仙台空港そば