説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2012年12月31日月曜日

2012年12月26日

Xmas
仙台の街は子ども連れで溢れ、「あと30分だね」と冬の風物詩、光のページェントの点灯を待つカップルがいて… どこも賑やかな人込みでした。
ところで今年、沿岸部では確実に瓦礫が片付けられ、ひとの気配を少しずつ感じるようになりました。しかし、ジョネットハウスのある南三陸や気仙沼など、こちらに住む方のXmasは、車で1時間強の仙台と全く違います。イルミネーションは見られても、華やかさの感じられる窓辺の灯りはありません。絵本の挿絵のような、お部屋の温度が感じられるようなXmasは、どなたにうかがってもなさそうです。「そんなの私たちに関係ない」そう、仰られます。
毎日、沿岸部に来てサロンを開いている私も、そうです。
宗教心の有無に関わらず、Xmasのメッセージは戦争などの犠牲になった地に於いて強く感じるものでした。ですが、ここでは、そこまでの気持にさえなれないのです。
このXmasケーキを飾る丸いボールは地球をイメージしたものでしょうか。

学童Xmas会


🎅Xmas会 わくわくしちゃって遊んでもらって嬉しくて
全国の皆さんから届けられた
キャラクターものの子どもグッズを詰めてプレゼント

第3次男女共同参画基本計画の実施状況についての意見


2012年12月22日土曜日

絆ライト

東北自動車道を使って仙台へ戻る途中に見つけました。

サロンでの内容

サロン参加者が持ち寄って下さったお漬け物
どの方のお漬け物もおいしく、たいてい漬け物談義に発展します。
お母さんがワークをなさる間は、お子さんを預かります
互いに手を貸して頂きながら製作
以前は、ご自分で作る喜びを求められましたが、
今は、作る過程を楽しまれているようです。


一層、心身の健康につながるサロンが重要になっています。
本日は介護保険についてケアマネさんのお話をお聞きしました。

2012年12月21日金曜日

長面辺り

瓦礫は取り除かれた様も不気味です

写真右/供花

瓦礫集積所
「のんびり村」は規模を小さくして再開しています
季節の海の幸を使ったお料理を楽しめます
避難先になった海蔵寺
ここは被害が全くなかったそうです
大川小学校と新北上大橋
ご遺体の捜索も行なわれています。

メディア講座


ジョネットハウスから「平成の森」にかえてメディア講座開催。
「別世界」の表現がぴったりの、震災を免れた高台にある施設です。
しかし海沿いに長い町ですので、戸倉や志津川から此処へ来るには
車で30分ほどかかります。
隣接するレストランのストーブにはお大根の入ったお鍋が乗っていました
夕食の準備でしょうか
陽を受け輝いていました

歌津辺り

「平成の森」の早朝
右手の灯りはXmasイルミネーション、左手は消防署
ごみさらい済んでいない側溝の中にわかめやらが



支援者支援講座 マッサージ



教わるひとの指先が大荒れ!
受講生同士でペアになり練習
写真を撮ったりメモをとったりして
ハンドマッサージ、スカルプマッサージを教わりました。
ジョネットのスタッフより明日のサロンから取り入れる話が出ました。


泥だらけ

洗車しても、ジョネットハウスへ出勤するとすぐこの有様
ぬかるんでいたりみずたまりが広がっていたり
足元選んで歩かなければなりません

認知症対策サロン

ぎりぎりまで打合せて、川島先生をお尋ねしました。
自殺や孤独死が出ても、報道には上がりません。
邪魔者扱いされ、独り身の、不安で胸一杯にし生活されている高齢者は多いです。
震災後、痴呆や介護度が上がっていることは周知の事実です。
川島教授に顧問になって頂くことができましたので、
ご指導を仰ぎながらサロンに取り入れていく事にしました。

トキメキ講座

とってもお話の上手な萩原先生にお越し頂き、皆さんには身構えずにご参加頂き、
楽しい語らいの中で、ご自身に問いかけるきっかけとなって、
わくわくときめく春を迎えて頂きたいです。
12月7日(金)の地震を受け、お子さんをお持ちの女性からキャンセルが出ました。
何日間か、同じような地震がおこる可能性に注意を払うようニュースも流れました。
一時は延期を考えましたが、萩原先生に「行きます」と仰っていただき決行。
今朝、会場へ向う三陸自動車道は雪道になりました。
水辺に遊ぶ「かも」
役場に掲示された講座のご案内
南三陸町内では、ご案内を全戸配布しました
講座には子共たちも参加し
「なりたい」「したい」を形にするポイントを教わりました。

オープン間近

皆さんで同じ物を作り始めても、出来上がりは様々。
足したり引いたり、塩梅はかりながら作られます。

サロンの帰路、「村松商店」をお尋ねしました。
店舗の前に風雪除けの戸がつけられました。
開店間近のまつ子さん。

避難指示

上:仙台駅1F 下:新幹線改札口
スタッフが帰り、一人ジョネットハウスで仕事中、地震に見舞われました。
「あの日」を思い出しました。
長く強い地震に、即座に逃げました。
(ヤマト運輸のドライバーの方に助けていただきました。心から嬉しかったです。)
何もなくなり、地盤沈下した町は海に直結。津波が来たらひとたまりもありません。
更に逃げなければならない事態を考えていました。
携帯もメールも機能しませんでしたが、電気が灯っていたので混乱はありませんでした。
島根からボランティアに入っていた女性は、無事を知らせるメールに対するお母さんの返信が風邪を心配するものだった、と津波の恐ろしさを伝えきれない「距離」に触れていました。私の家族も同様でした。
また、恐怖のあとの疲労感は甚だしく大きいです。安全なはずの仮設住宅でも、地鳴りがし、物が落ち、子共は泣き出し、家族が一緒にいても恐怖は和らぎません。
避難指示が解除になり、ジョネットハウスへ暖房用のガスをとめに戻りました。
多くの方々からお見舞いを頂きました。
御心配をお掛け致しましたが、スタッフのまわりは皆、怪我や事故なく大丈夫です。
ありがとうございました。