説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2012年7月31日火曜日

投稿のご紹介

『29日に東京からバイクでお邪魔した者です。
先日は大変貴重なお話などを聞かせてもらってありがとうございました。

自分の目で被災地の現状を目の当たりにし、色々なことを考えさせられました。あれから15ヶ月が過ぎ、東京では地震なんてなかったのでは?と思うほどの日常になってきていますが、自分が見た事、聞いた事を周りに伝え風化しないようにしていければと思います。

翌日が仕事だった為、急ぎ足で帰る形になってしまいましたが、また時間を作って今度はゆっくりお伺いしたいと思います。』


町を歩いてきた男性が、ジョネットハウスのそばに止めたバイクに戻ってきました。
地元の女性が声をかけました。
炎天下の立ち話の中で、女性は、「みんなに見てほしい」「風化が怖い」と言いました。ジョネットハウスにお招きして、仲間の様子をご紹介していました。
講座を始めるといつも夢中になってしまい、ごはんをいただくことも何も忘れてしまうみなさんですから、きっと冷たいお飲物のおもてなしはなかったかもしれません…
しかし、ここには被災の事実が詰まっています。
ジョネットハウスでは美味しい珈琲や冷えたジュースの準備がありますので、いらした折りには、是非お声をかけて下さい。そして、是非、地元の方とお話をしていらしてください。

2012年7月30日月曜日

起業女性の勢い

先日ヘルパー資格を取得し早速に就労を果たした女性が、
30年近い経験者に、現場での悩みの相談にのってもらって
いました。意識の同じ仲間と繋がりを深めた女性たちは
日に日に、強くなっています。


皆さんの勉強内容の違いにそって、講師3名で講座を開催
とても蒸し暑い一日でしたが どなたも
一服もせず、夢中になって受講していました
地元密着の食料品店を開業するための、道路整備。
初期救援活動のため自衛隊の車が入った為に崩れた
敷地の整備が始まりました。
図書館を併設して地域の人が集えるようにしたいとの
ご希望があり、ジョネットでは様々なジャンルの書籍を
お届けしてきました。

2012年7月25日水曜日

看護師の道

ジョネットで頂いた女子学生支援のお話が実を結び、
岩沼市の小野寺さんが看護師の道を歩み始めました。
「生まれ育ち、母がいる地元で人の気持ちが理解でき、
周囲から頼りにされる看護師になりたい」小野寺さんのコメントです。

















南三陸町植栽

2週かけて グラジオラス1,000球の苗を 七ヶ浜町・女川町・南三陸町に植えました。
女川町と南三陸町での植栽は雨が降りしきる中を決行。

白山市の男性が送って下さり 
加美農業高校の皆さんが育てて下さったグラジオラスは お盆の頃に咲くそうです。
高校からジニアなどたくさんの小花をご提供頂いて 荒れ地に彩りが入りました。

町の皆さんが愉しめるように、お住まいのそばに植えたいと思ったのですが、
花を植えられる場所がありません。水やりなどの問題もあり難航しました。
どうにか仮設の敷地に場所を頂く事ができましたが、
地面を掘り起こし、砂利や雑草を除き、整地からはじめなければなりません。
一日がかりの大変な作業でした。
地元の女性たちと農業高校の皆さんのほか、女川町ではボランティア友の会の皆さん、
南三陸町では札幌からご視察にいらした方々と一緒に行ないました。

ジョネットハウスの脇にも分けて頂きました。
地元の方が、水やりをして、まで(丁寧)にお世話をしていらっしゃいます。

2012年7月24日火曜日

第2回支援者支援「傾聴」講座 ご案内


瘡蓋できた大川小校庭


瘡蓋が出来た校庭







北上川にシジミ漁の小舟が出ていました

思いがけない出会い

ジョネットハウスはいつも大きな笑い声に包まれています
先日30年ぶりの再会をご紹介しましたが
今日はそれを遥かに上回る再会です
「津波はみんな持っていったけれど
海はきれいになって魚介が美味しく育っている」
と漁師さんから聞きましたが
災害はジョネットハウスに幼馴染みの出会いをもたらし
この出会いこそが町に豊かなめぐみをもたらすでしょう
仕事の話に尽きない皆さん

JR志津川駅の360°













仮設トイレ

風の強い日でした
育った稲が緑のうねりをつくっていました





震災から15カ月
劣化して中身がこぼれていました







町長がジョネットハウスに来て下さったとき
役場で使わなくなったトイレをお借りしたいとお願いしたところ
早速にお手配下さいました
これまでお向かいのガソリンスタンドでお借りしてきましたが
走らなくて良いので3基の設置は本当に有り難いです
地盤沈下による段差解消に高額の工事費がかかるため
未だ水道設備を整えておりませんでした 
この際、洗浄水の確保だけでも簡便にしてあげたいと思いましたが
女性は「皆で運んで来るから」と頼もしい限り
ひとに甘えない姿勢は周囲に元気をもたらします
ジョネットでは 彼女たちの意見を尊重しています

耐震工事


仙台市内でも修復工事や耐震工事が行なわれています

暑くなって

南三陸町大森にあった3棟の集合住宅
解体が進められていましたがここまでになりました
志津川病院も半分になってしまいました
ジョネットハウスでくつろぐ子どもたち
さんさん商店街で
アイスクリームにサクランボを2個おまけして頂きました
サクランボを先に全部食べちゃった方、1個だけ食べた方、3人3様
とても暑い日でしたから美味しそうなアイスクリームに目がいったのですが
皆さんから「顔を入れて」とご注文頂きまして…
仙台からいらした敬老会の皆さんだそうです

さんさん商店街の中央にあるステージ
写真中央 小旗の辺りに白いもやが見えますが
冷気サービス中でした
南三陸林地区 ながらく建設中でしたが完成したようです