車に6人で乗り合わせ朝の8時に沢山の荷物を積み込みました。
いざ、唐桑の避難所、憩いの家へ。
予定では2時間半程度で到着できる予定でしたが、
本吉地区は道路が壊れ、高台の道を大きく迂回しました。
気仙沼の街の状態は、1ヶ月前の女川とさほど変わらず、
町中がれきだらけ、タンクはひっくりかえり、船は黒こげでした。
道路整備中が多く、道は大渋滞していました。
遅れを覚悟して、みんなで車でおにぎりをかじり、お昼を済ませました。
結果、4時間をかけて憩いの家に到着しました。
半島の海辺はあくまでも美しいサファイヤブルーでした。
遅くなったので、一度は帰ったみなさんが、仮設住宅から再度集まってくれました。
「よく来たね!」・・と口ぐちに歓迎してくれました。
平日なので、お子さんはいませんでした。
30代から70代の女性20人程度。
すぐに全国から届いた銘菓とお抹茶を振る舞わせていただきました。
お代わりしてくださる方もいて、とても嬉しく思いました。
「まさかお抹茶が頂けるなんて!」と喜んでいただけました。
続いては、軍手を使ってのクマさんのお人形作り。
これも、皆さん積極的に参加していただいて、とても個性的なクマさんが沢山誕生しました。
「私は、目がみえないのでね」と言いながら、最後は超個性的作品作りに夢中でした。
作品を並べて記念撮影をしたりしました。とても、喜んでいただけたと思います。
勿論、ジョネットセットをプレゼントさせていただきました。
ハンドマッサージもさせていただきました。「軽くなった」と喜んでいました。
今回は新しくネイルケアをプラスしました。
仮設住宅生活で疲れてしまった爪をキレイにさせていただきました。
「艶が出た」と感想をいただき、嬉しい体験でした。
東京の女性のみなさんが届けてくださった可愛いポーチにも大喜び。
「娘の分、孫の分も、いただいていいですか?」と手にしていました。
男性が被災直後の写真を持参してきて、詳しく話しをしてくれました。
スタッフの2名は熱心に聴き続けておりました。
多くの立派な家と全てが一瞬で消えたのです。10人以上の方が犠牲になられたそうです。
「気をつけて帰ってくださいね」と多くの方が見送りをしてくれました。
「必ずまたきます」と話してきました。
帰りは、ジョネットセットを10組持参し、唐桑地区の災害対策本部を訪ねました。
「被災者支援の皆さまを、支援したいのです」とお渡ししてきました。
”にっこり”でした。被災していない方などいないのです。
帰り道は、やはり工事中に道を惑わされて、ドンドン内陸部に入ってしまい、
なかなか三陸道に入れず、帰り道もまた4時間をかけて戻ってきました。
往復8時間・・・やはり、疲れました。しかし、充実した一日でした。
帰り道に「とても遠いところだったけど、少しでも気持ちよくなって欲しかったの」、
「ちょっとでも励ましたかったのよ、きっとまた訪ねるわ」と
語るスタッフの声がとても印象的でした。
真弓
仮設住宅 |
鮪立憩いの家避難所でのサロン 皆さんの結束は固く、おしゃべりしながら和気藹々! サロン終え岐路につく私たちは皆さんに笑顔で送り出され 美味しいお漬物まで頂戴してまいりました |
鮪立(しびたち)の皆さんが作られた作品 |
瓦礫撤去は進んでいませんでした |
工事車両の酷い渋滞により 仙台から唐桑まで5時間弱かかってしまいました |
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