説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2012年5月30日水曜日

自立して 御恩返しの まず一歩

千葉海苔店さんからご支援下さいました全国の皆様に御挨拶をいただきました。
「店舗前に椅子を置いて いらした方に一息ついていただきたい」
千葉さんの念願を聞き椅子を作って下さる方が現れました。
実現までに半年かかりましたが、叶えられてホッとしました。
一年が過ぎるのですね。皆様の愛の力に支えられて、今があります。
ふり返りますと、無我夢中の日々でした。まさに夢の中の事であればどんなにいいでしょう。被災者はそれぞれの問題に迷い、悩み、生きる道を探り続けた一年でした。私共も会社の再建を決意してから、次々とぶつかる問題に頭を抱える事もありました。
が、あの日から続けて下さる、多勢の皆様の励まし、御支援、その愛の力に支えられて、少しずつ前へ進んで居ります。暗闇の中、足元を照らす灯りを頂きました。販売再開の当初、売れるだろうか、再開を解ってもらえるだろうかと心配しました。そんな折、みやぎジョネットの皆様にいろいろな方法で救いの手をさしのべて頂きました。
さまざまなチャンスを捉えたイベントへの出店も、そのひとつです。イベントにご来場の多くの皆様にお立ち寄りいただき、篤い励ましのお言葉を頂き、私どもの海苔をお買い求めいただきました。ご来場下さいました皆様、このようなおおきな機会を設けて下さいました主催者の皆様、ありがとうございました。
私共が予想していた回復に要する時間をうんと縮める事ができましたのは、皆様のお力に寄るところが大きかったと、感謝の思いでいっぱいでおります。
販売のみならず、様々な形でも支えて頂きました。思ってもみない経験をさせられた一年間でしたが、皆様のお心に触れさせて頂いた貴重な日々でありました。
あらためて、深く、心より、御礼を申し上げます。
もう、大丈夫です。とお伝えしたいと思っています。
「なつかしい未来へ」と再建のスローガンにかかげた言葉があります。姉と私は冗談でこんなことを言います。「決算書の借金の額がなつかしい元の額になるように、というスローガンなんですよ」と…。
借金は重なりましたが、頑張って参ります。覚悟の上です。皆様が照らして下さった灯りを頼りに、自分の足で急がず、焦らず、進んで行くだけです。
本当にありがとうございました。今後共、何卒宜しくお願い致します。南三陸町の集合店舗にぜひお出かけ下さいませ。
最後で恐縮です。皆様のご健勝と益々のご活躍をお祈りして居ります。
(株)千葉商店 千葉ひろ子 千葉公子

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