説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2012年5月30日水曜日

「かみの家ルポ ⑧」 奥松島観光再生プロジェクト モニターツアー 参加


「かみの家ルポ ⑧」 奥松島観光再生プロジェクト モニターツアー 参加

いよいよ奥松島・宮戸島の月浜が活気づいてきました。
先日318日(日)浜にあるほとんどの家や民宿を流された月浜に大勢の人たちが続々集まってきました。 
月浜住民の皆さんが、これまでの復興支援に携わった人たちを観光再生のモニターツアーを設定して呼んでくださったのでした。
宮城ジョネットも何度も浜や避難所に訪問しました。 今回のモニターツアーには7名の参加です。
去年の震災・津波では野蒜海岸からたった一本でつながっていた橋が壊れ、流されて陸の孤島となったところ、しかし住民のだれもが犠牲者にならなかったところです。

いつもはこちらからの支援物資やサロンの提供でしたが、今回は反対。
将来に向けて、浜を観光の拠点にしようと計画されています。
昨年12月に栽培を始めたというワカメの塩蔵処理の体験、重要文化財である「えんずのわり」の五十鈴神社と浜一帯と太平洋や仙台港が見渡せる稲ガ崎公園へハイキング。 自然発生の椿の木が散策路の両側に続きます。 もう少ししたら椿が見事でしょうね。

浜に降りて、ホンダ技研の方々の浜の清掃活動を見学。夏まで海水浴ができるようにと整備を買って出てくれたそうです。 
マイクロバスに乗って前日に仕掛けていたというカゴ漁は湾内に船で繰り出しての収穫。そこは以前、潮干狩りの場所であり、堤防で仕切って、広い水田でしたが、地盤沈下とポンプ小屋全壊のために 田んぼのあぜ道もいまだに海水の中でした。 そこに臨時に作った新しい堤防が道路になり移動できたのでした。
私たちは45人ずつ船に分かれて湾内に仕掛けてあったカゴを引き上げて収穫を見ました。 

大型テントに戻ってきて、昼食は、炭火でワカメのしゃぶしゃぶ、カニ汁、新海苔での手巻き寿司、牡蠣の網焼きはプリプリ! おなか一杯になって幸せ感もたっぷり。
お帰りには 新海苔のパッケージデザインの投票、お土産に新鮮なワカメをいただきました。 当日は170人もの参加者だったそうです。 
全国からこの何倍ものボランティアの方たちが訪れてくださった。 昨年311日以来、何より被災住民の皆さんが再生に向かって動き出したことが 大きな感動でした。
5月の連休あたりから本格的に体験型の漁業体験ツアーを展開とのことでした。
「かみの家」のホームページもご覧ください。
                       おかみの先輩




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