本日、気持ちあらたに、3月11日を迎えました。
全国皆様のご支援は、日ごとその輪を大きくし、みやぎジョネットはじめ被災地の皆様を、力強くお支え下さいました。
二進も三進もいかない状態から抜け出すことができましたのは、ひとえに皆様のお力をいただけたからに他なりません。
ここに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
震災直後、激甚被災地の空気はまるで電気が走っているようにびりびり感じました。とても臭く、埃が舞い、ヘドロのぬめりに足を取られ思うように歩けませんでした。ほんのちょっと歩いていくのさえ時間がかかりとても疲れました。全く、灰色一色の世界。
1年を迎え町の復興の様子を伝えたいと、メディア各社から連日ご連絡をいただいています。しかし私の目に殆どの町の皆さんは、復興の途に着いているように写りません。
瓦礫はだいぶ片付きました。信号機や電話回線、道路の復旧が進められています。が、町の人の姿は見かけません。ドアtoドアで車を使われることが多いのでしょうが、人の息づかいが見当たらないのです。最も危惧するところです。
みやぎジョネットは、町の皆さんとの接点にサロンを置き、初心に立ち返り、継続して活動を続けてまいります。今後共、宜しくお願い致します。
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南三陸町防災庁舎跡とジョネットハウス |
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基礎ごと流されてきました 新しい工法による基礎だそうです |
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途切れた線路 |
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さんさん商店街に貼られた避難路のご案内 |
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