説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2011年8月15日月曜日

お盆期間のサロン

お盆、激甚被災地ではどのお宅でも新盆を迎えるといって過言ではありません。
お身内の方のみならず、隣家、親友、近しい方々を本当に多く亡くされているからです。
静かな支援にしたい、と事務局では考えておりました。
こちらでは、葬儀や墓石の修復が順繰り執り行われているところです。
生まれが石巻の私は、1週間前からお墓の掃除をしたり、帰省家族を迎える準備をする親戚の慣わしも見てきました。
お墓参りや遠出をされて避難所の中は閑散としているかもしれません。
親戚の方がお見舞いにいらして、話し込まれているかもしれません。
しかしこの期間、
ジョネットサロンに参加して被災地の皆さんを励ましたいとのお申し出も入りました。
そこで、サロン開催の準備をして向かうものの、
避難所の様子を見て被災地案内に切り替えることにし出発しました。



夕食前に、翌朝の食事が配られます


大きな入浴施設に使われる装置を使ってお風呂の準備がされます
当初1500名の方がいらっしゃいましたし、寒い時期でしたので、
大型設備でも大変な作業だったそうです

町の交番


基礎も何もなくなった跡に、白ゆりの花束が手向けれていました

打ち上げられた船に、当初は交通案内が手書きされていましたが
いまや、原形をなくしました

一部、信号は止まったままです 
おまわりさんが二人ずつ交通整理をしていました

3月末の「さるとびえっちゃん」はマネキンが立てかけられたり泥にまみれていました
今は可愛らしくなっています

避難所に人影なく、参加者はとても少なかったです。
会場は居住スペースから離れた理科室でした。室内には被災泥がまだ残っていました。
ジョネットでは、おひとりお一人に視線を向けた支援を念頭において活動しております。
 ・前に住んでいた所が危険区域のため家を建てられないので不安。
 ・町全体がしずみ行くのを見るのが悲しい。日々…続いていくことがつらい。
と仰る方々からひと時安らぎを持てたと感謝の言葉を頂戴し、安堵して帰宅しました。                                            mom. jonet

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