東松島市 月浜の「かみの家」おかみ律子さんから現状報告がありました。
瓦礫はだいぶ片付けられました。
仮設入居も一ヶ月半となって 明るい声も響くようになりました。
昨日は 帝京大学の学生が40人ボランティアに来ました。 県内に200人くらいの団体で来て 数箇所の津波被災地に分かれたようです。
ここ月浜には 国の重要文化財指定の “えんずのわり”行事があり、岩屋と神様が祀られている神社があります。
今度の津波では行事を行う岩屋は床上浸水と、神社は浸水は免れたものの地震で少し壊れていました。
学生さんたちは その周辺の草取りを丹念にしてくださいました。
「我が家で集められるだけの草取りカマを渡したのだけど、今の若い人たちは カマは使ったことないのよねえ、ほほえましく有り難く見てたよ~。 おかげさまで神社周辺がすっきりきれいになったの。明日はね、どこからか30人の団体さんが来るんですって。 こちらでカレーライスを作って待ってるの。 うちには大きなご飯釜があるので 明日は頑張ってボランティアさんを迎えなくちゃ。
長い間ご飯を作ってもらう立場から反対に歓迎のご飯炊きをする。 これもいいよね~~。 ほんとに津波や地震の被害は思いもよらない大災害だけど、どこのだれかわからない人たちが、私たちのために一生懸命通ってきてくれる。 有り難くて、元気にしてないと、って思うよ~。」 相変わらずゆったり、ほっこりの律子さんです。
月浜の復興図を「かみの家」ご主人が原案を作っていましたが、メディア研究のS氏・K氏の協力でイラスト入りの復興図ができつつあります。
月浜「かみの家」の復興ファンドが立ち上がっています。「観光再生プロジェクト」といいます。 一口 1万円で出資者を募っています。
協力者に還元として ①焼き海苔100枚 ②漁業体験参加 の2種類がありどちらかを選びます。 これから2年後というお約束です。
皆さまのご協力をぜひぜひお願いいたします。 応援いたしましょう!
あの澄んだ海が戻っています。
月浜では来年の収穫に向けた海苔の植え付け作業が行われているそうです。 おかみの先輩
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