ジョネットの仙台事務局に頻繁に顔を見せる方
お母さんを家ごと津波に持っていかれました
時の経過とともにどんどん彼の様子が変わっていきました
ハンサムで笑顔の素敵な男性でしたが顔が黒くなり無精髭がのび表情も不安定になっていきましたこちらもまともにお顔をみることができなくなりました
真っ暗な夜なのに「おはようございます」 と事務局にやってきました
これまで何度かお母さんのお話をしました
男ばかりの兄弟3人とお父さんと 5人家族
とっても仲が良かったそうです
半年経っても、1年経っても、ご遺体がみつかりませんでした
死んだと考えることはできないと彼はいつも言っていました
今朝 久しぶりにお会いしました
以前のような御挨拶をいただきました むくんでいたお顔もほっそり
ご遺体が上がったかどうかはお聞きしませんでしたが
死を受け入れたのでしょうか
2年半の月日が彼に言い聞かせたのでしょうか
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