説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2012年10月31日水曜日

一路「ほっとケア気仙沼」向けて


清水浜


小泉地区





石油タンクが梁に引っかかったままになっています
前方は橋の修復工事


「ほっとケア気仙沼」

震災以前より、居宅介護支援事業に従事してきました。震災により被災
した多くの人たちの、様々な心の揺れや変化を強く感じております。
言葉に尽くせぬ絶望感を経験しました。
そして今、支援事業を行なう中で、殺伐とした感情が生まれ、他人を
敬ったり一緒に心配する気持が薄れつつあると感じたことから、
被災者に本当に役立つ新たな事業所を立ち上げ、居宅介護支援事業を
開始しました。
しかし、制度上の介護保険事業だけでは、本当の支援となる生活
支援をすることができません。家族が散り散りになり復旧が進まない
町に1人で暮らしている、特に今の被災地にお、かれた高齢者に
対しては、もっとしっかりと寄り添い、一緒に悩み、ゆっくり語り合う
支援が必要です。介護保険改正により訪問介護の訪問時間短縮が
なされる中、介護保険事業サービスと保険外サービスを組み合わせ、
少しでも希望の持てる環境を提供し、安心な生活を送れるような事業を
実施していきたいと思っております。
長期的に働ける場をつくり、女性を中心に地域の中で暮らしていける
力を地元の人たちと作っていきたいと考えて、新規事業を決意しました。


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