説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2012年7月22日日曜日

ここにお店を


震災当時の模様を話す村松さん
指定避難場所へ逃げた方々は亡くなりました。
ここに住む方にとって全ての生活が海と一体です。
倉庫の前に置かれた帆立貝の殻

村松さんのご自宅は津波でなくなりましたが
少し離れた高台の倉庫は残りました。
避難場所ではもうだめと思いこの高台に逃げてきました。
その晩は 皆で 丁度ここで火を焚いてすごしました。
陸の孤島となったところです。
商店がなく、移動販売は高くて買いづらく、
車がないため買い物にいけない方も多いです。
村松さんご自身も運転できません。
村松さんは今 地域の方々が気軽に寄れる商店を開く事にしました。
残った倉庫に手を入れ 日常遣いの商品の店頭売りや宅配のほか
コミュニティスペースを設けて
昔のように三々五々ひとが寄れるようにしたいそうです。
本も置きたいとのご希望をいただき
ジョネットに届けられた児童書や小説などをお届けしました。



瓦礫をどけるために自衛隊車両がこの道を使って奥に入り
道路は崩れてしまいました。
商店オープンには道路の整備も必要です。
村松さんが道の脇に手をやり「ここね 百合が咲くの」と仰いました。
このみちをあがりおりするだけで生きた心地になれそうです。

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