説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

to ENGLISH Page

2011年11月16日水曜日

うちのお母さんだってしてねよ(していないよ)

ネイルサロンを開催。
会場は未だ水道が使えず、遠くまで汲みに行かなければなりません。
ですから、本日はネイルのみ。
それでも皆さん互いに冷やかしたりあったり、言いたい放題で順番待ちをして下さいました。
午後のサロンでは、カーペットやテーブル代りのこたつ、お茶の持ち込みから始まりました。
牡蠣むきで荒れているとか渋柿の皮むきで爪周りが黒くなっていることをとても気にしていたのですが、「うちのお母さん(お嫁さん)だってしていない」マニキュアをして大喜び。

参加者のお一人がお友達に出されたメールの一部をご紹介します。
「ジョネットさんが来ました。東京のネイルの専門家の方々も連れて来て頂き、ネイルケアとマニキュアをして頂きました。
久々に爪がキレイになりました。こんな時間が、かつては普通にわたしにあったことを思い出しました。今の私ってそういう気力はないんだなあって。
震災後は水を心配し、父の目に見える認知症の悪化で、あくせくして振り回されてました。・・こんなふうに、自分の生活を振り返れる時間てどうだったかなあって思いました。
楽しかったですよ。」

さて、ジョネットサロンは集会所使い始めの場合が多く、茶器類、ポット、皿、盆、鍋、炊飯器など、集会所でイベントをする時に必要なもののご要望にお応えして届けています。

塩害でやられた木の伐採が目立ちました。
山肌に、白骨様の根本だけが残っている光景は、やはり不気味でした。
防寒対策を施した仮設住宅もちらほら見つけました。断熱材で建物をくるんだ様は、まるでダウンジャケットを着たみたい。ぷっくり膨れていました。
集会所に支援のこたつを運び込む
むき出し床の集会所にカーペットを敷き、

こたつ台にお茶を置いてお喋りに花が咲く
これら総てジョネットに届けられた支援物資です。
ありがとうございます。
ネイルサロンは、テーブルが無い為、ダンボール箱を利用
民家に見つけた豆 次年用の種をとります

ずっと向こうまで、消えた集落
狭い仮設住宅 収納工夫
津波にやられたモアイ像
塩害にあった樹木は切り倒されています
冬季対策を施した仮設住宅


0 件のコメント:

コメントを投稿