説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2012年1月20日金曜日

浜のフェルメール

参加者のお一人が子どもからもらった、のし袋
皆で編んでは、あげっこしているセーター
フェルメールの少女を思い出しました
サロンのメインは「お料理紹介の仕方」
ホットケーキを作りながら、教わりました
登米市迫町のマンホールふた
ここは白鳥の飛来地です
町を流れる迫川の支流は、白く凍っていました
本日のジョネットサロンは「お料理の紹介の仕方」の講習会でした。
狭い集会所には、嫁群と姑群が二分して座り、姑群は、微動だにせず編み物を進めています。

嫁群側は、お正月の話題から始まりました。
もう、みんなに聞かせたくて仕方ない!って感じ。
娘さん手作りののし袋を見せてくださった方は、クイズみたいになっている流れを話してくださいました。
単純にお金や物が入っているのではないのだそうです。
「次に冷蔵庫を開けてください…」などのコメントを辿って行き、
最後に「それは光る物のそばにあります」とあって、「何だろ、光るものって… と
考えていたら、お父さんのおでこに貼ってあったの… うちでおとうさんもおじいさんも禿げているから」
と、たわいないお正月光景を紹介してくれました。

嫁群の勢い衰えず、いつの間にか、震災を機に変わった生活ぶりのご披露となっていきました。
海の仕事がなくなり、がれき撤去の仕事をして、はじめて土日休みを味わった。
普通の人になったみたいな気がした、とか
仮設住宅に入るため親たちと分かれた生活になり、好きなときに起きることができる幸せを手放したくない話など。
すると、姑群から「そうだ!そうだ!」のエールが飛んでくるんです!!!

サロンの途中、救急車騒ぎが起きました。
足の不自由な男性が、散歩中に転んでいるところを発見されました。
怪我ですんだようで一安心。
この間隙ぬって本命サロンも進められ、終了。
ぷるぷる寒そうにしている私たちに、手編み帽子をいただき、
全国の皆さんから届けられた支援の毛糸をどっさり置いて帰途につきました。

仮設の近くでは、本日も遺体捜索活動が行われていました。
途中、語り場に出店してくださった、登米市佐沼の半田商店さんに寄りお味噌購入。

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