説明


2011年3月11日東日本大震災ではあまりに多くの方が数多重被災されました。衷心よりお悔やみとお見舞を申し上げます。

みやぎジョネット(みやぎ女性復興支援ネットワーク)は、東日本大震災を受け、被災地女性と全国支援者の思いを結ぶことを目的に 発足したNPO団体です。各種支援プログラムにより、お一人、お一人の女性が今後の生活を新しくつくっていけますように、ひいては皆の光となることを願い支援してまいります。また、女性のニーズを調査し、政策へ提言いたします。       ―みやぎジョネット会員の多くは被災女性です―

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2014年6月11日水曜日

コンクリ流し

娘の家の新築 幸い内陸部に田を持っていて 埋めたてました
借り入れの手続にとても時間がかかりました
明日の予定でしたが 大雨になりそうなので本日に繰り上げ
鉄筋の上からコンクリを流します
街灯を立て、工事用グッズが置かれていました
 たらっぽ発見
 此処まで津波到来

2014年6月6日金曜日

1325意見交換会 開催のご案内

  外務省 国際情勢講演会
女性・平和・安全保障に関する行動計画 意見交換会 in 仙台

2000年に決議された1325号は
女性と平和・安全保障を関連づけた初の安保理決議です。
その1325号をもとに、外務省は行動計画を策定しているところです。
私たちは東日本大震災を経験し
災害時におけるさまざまなニーズに配慮した緊急支援や復興支援が必要不可欠であり
日頃より女性の参画を進めておくことが必要だと実感しました。 
今回の意見交換会では
日本の女性たちの体験から得た教訓を日本の行動計画に反映させ他国と共有するためにも
みなさまの様々な体験談やご意見を期待しています。ぜひご出席ください。

・日時:201476日(日) 13301530

・場所:東北大学 片平さくらホール2F会議室

・次第:・基調報告「1325AP策定とその進捗」
             (外務省総合外交政策局総務課主任外交政策調整官 和田幸浩氏)

    ・パネルディスカッション
            1325NAP人道・復興支援分野の計画に東日本大震災の教訓を生かすには」
              パネリスト
      田端八重子氏 (もりおか女性センター センター長)
      小倉久美子氏 (ウィメンズスペースふくしま 副代表)
                 
            会場の一般参加者との意見交換

【共催】外務省 (1325関連URL
          みやぎジョネット

【協賛】東北大学法学研究科附属法政実務教育研究センター
    国連安保理決議1325号国別行動計画・市民連絡会
【申込】氏名・団体名・役職・電話番号を明記の上、下記までお申込みください。
    TEL080-1690-3768(担当/山内、阿部、高橋) FAX0226-29-6297
    E-mailcafe@jo-net.org
【入場料】無料 どなたでもご参加いただけます 

涙こぼれるほどに

本日のサロン
涼しい朝となり 重ね着している方もいらっしゃいましたが
大笑いしながら運動するうち 皆さんびっしょり
サロン終え 敢えて暑い外でロールプレイング
リーダーからアドバイスが入ります

若い人たちはメモも取らずさらっと講義を受けますがすぐ覚えます
ちょっと年上のひとたちは書きとめ質問し一生懸命さが溢れます
みな 必死にくらいついてきます

今春
予定オーバー気味で採用しましたが その後も就職希望のご連絡が入っています
ハローワークに出る仕事が偏っていて 働ける場がないのです

1325事前学習会

畑に通う生活

 
じぶんちのあったとこ 此処に来るのが何となく楽しみ
 2反歩の大根を作っていますが 干し大根にして売ります
その方が数倍高く売れるのです
袋に入れワカメのついている網の重しにする小石
名札が立っています

アフル アフル

畑の的はカモシカ・野うさぎ・カラス・害虫 ハクビシンもいます
畑の奥にひっそり 氏神様
 こぼれた3粒の豆が芽を出していました
畑に使う水
拾ってきた石や瓦を置き やっと通れる道幅を作りました
ちょっと足がふらついたらひとたまりもありません
危険を抱え畑を作ることないと お知り合いに注意されるとか

仕事がないので 野菜を作って時間を潰しています

息子さんの消息掴めず苦しんでいた時
アフルアフルとカラスが鳴きました 
ゆきひろどごさいるか わかっか おしえてけろ
カラスに話しかけたそうです
それから暫くし DNA鑑定でご遺体が確認されました

路上の傷跡


2014年5月20日火曜日

女性の作品

大きな組織に後ろ盾になってもらい収入を上げている女性たちがいます
名前も住所もこちらですが実際は外部から入ってくる製品もあります
皆のように売ってみたいと思っても支払う手数料が高くて断念するひとも います

千葉海苔店さんが 
量を作れない女性の製品を無償でおいて下さいました
そのご間もなく
歌手の川中美幸さんが女性の作品を4点も買って下さった と
千葉さんから息のあがった電話をいただきました

以前 川中美幸さんのお母さんが飼っているペットの着物を縫った方は南三陸の女性
対応された千葉さんから 川中美幸さんは慈愛に満ちた方とお聞きしました 
川中さんとのご縁 ジョネットの女性たちに元気をいただきました

2014年5月19日月曜日

雀躍り

 jh周辺の草むしり 機械で刈らなくてはいつまでたっても終わらない
と話していたスタッフも 熊手で根気よく抜いては干していきます
瓦礫が混じっているので機械が使えません
瓦礫処理場で生ゴミを消却したあとの残骸
最初はとんでもない匂いに包まれていたそうですが
大分静かになりました
2t車山盛り7,000円ほど
栄養分の豊かな土なのだそう
さつまいもの苗

ジョネ子たち

2014年5月14日水曜日

想ってみて人形

人形の背中から貴女は何を想像しますか
作者に聞かれました

家がなくなる
日常に使っていたものが何もかもなくなってしまう ってどういうことか
辛いとか苦しいとおもうことはない しかし

さっきまであったと思うけれどあったのか
今のことなのか いつのことなのか 夢の中なのか
生きているような気がするけれど それも定かでなくなる
年のせいで忘れたか? 頭がおかしくなる!! 
既におかしいのか

高いところ高いところへ逃げるんだよ すぐ逃げるんだよ
おばあちゃんもお母さんも助けに来ないからね
ひとりでも多くの人に そう伝えたい 彼女は最後にこう言った

この町では
携帯と充電器とライト あめ玉 いつも背負っている
ピンヒールってことはない 今日も

真夏日

生温い風が荷台から籾殻をまき散らしていきました
 炎天下 田植え姿もチラホラ
ジョネットではスタッフが草刈り

2014年5月11日日曜日

アサーティブ講座

水が張られた田に山の陰や夕陽が映えて
アサーティブ7回講座はじまり
目を離せない家族を人頼みしてやりくりし 一生懸命受講

2014年5月4日日曜日

連休の被災地

Jh(ジョネットハウス)の窓から外の景色が消えたと思ったら
大型バスが横付けされ ガイドさんがマイクを口に当てていました
車内から防災庁舎見学
大きなキャンピングカーがきました 1台 また1台
高級車が停まります
お葬式に使うような黒塗りの大きな車がそっと Jhは駐車場に化し
風で開いたドアを そばで遊んでいた子どもが閉めてくれました

今春 大型バイクがびゅんびゅん飛んでいく光景を見ます
Jhを尋ねてみえた方にスタッフが歌津をご案内しました
震災当時宮城県にいらしたというベトナムの方に声をかけられました

さんさん商店街の各食堂には”ウニ丼”が出つくすまで長い列ができ
17時過ぎているのに「ランチ 今終わった」挨拶が聞こえてきました

健気なスミレ

スタッフの心が少し落ち着いてきたようです
勤務先ジョネットの花壇を豊かにしようと
スタッフが持ってきて植えたスイセンと越冬し株を広げるパンジー

荒野と化した南三陸のおへそ地帯
緑豊かに雑草が覆っています
ぽつん ぽつんと咲くスイセンやムスカリ
津波をかぶり ごろごろした石の堆積をくぐって顔を出したものです
どうやって顔を出せたの と尋ねたくなるちっちゃな日本スミレ発見
私もここのひと!って言っているようで 愛おしくなります
 小さすぎて写真ではよくわかりませんね
私の気配に気づいた鳥が
水切りのように川面を飛び跳ねていきました

HappyBirthday mail

八木澤商店の鳥羽さん 女の語り場でskype発信された方
ご無沙汰お詫びにメールを差しあげました
夕方 勢い良い電話が入りました
感激のあまり メールではなく話したかった と
大震災以降 私たちこちらでは 繋がりを糧に生きています

陸高の1本松そばのトレーラーショップに勤務

福島 宮城 と辛いところをずっと見てまわって
疲れきって来店されるお客様
やっと出られるようになった と気仙沼の方もみえ
美味しいものを頂けるお店などご紹介しています
よかった 休めました
帰りも寄って下さって ほっとしましたと言って下さいます
毎日大変忙しいのですが 私は皆さんの話を聞く係

先日 震災前の駅前の通りで買物している自分を夢の中で見ました
去年の秋口が一番酷かったです
私さえも?
自然に涙が出てきました
笑って毎日を過ごそうと想っています

2014年5月3日土曜日

連休前夜

上:南三陸・気仙沼行き高速バス乗場 長蛇の列 
下:翌朝然り 続便手配されました
さんさん商店街の食堂はどこもぐるぐる巻き状態
人の顔を入れずに写真を撮るなんて不可能なほど
千葉海苔店さんは ドアを外して営業中

ほや 出ています!

大きく育ったプリプリほや 浜から直送致します
生で召し上がれます
すみません 写真は販売できない小粒物です

問合・ご注文先:kuwahama@jo-net.org

2014年5月1日木曜日

桑浜ワカメ 続き

のり子さんのワカメ 本当に大感激!
ワカメって どれも同じでは無いのですね〜
販売前に 私が買い占めたいくらい!!

ワカメを販売している方が多くいらっしゃることから
今までご紹介を控えておりましたが
嬉しいお便りを頂きましたので

しらす

 釜揚げしらす  いわしの子
 白魚しらうお  河口付近の海よりでとれる シラウオ科 写真は親
白魚しろうお  河口付近の川よりでとれる ハゼ科 写真は親

さんさん商店街「はしもと」さんに教えていただきました
「しらす」は透明な稚魚の総称

2014年4月29日火曜日

葉桜

南三陸にも温かい春が訪れ
坂道を上ってヤマキチカフェにみえるおばあさんのお顔に
汗を見つけることがあります

まつ子さんの移動販売を待っている方は多く
大型店の販売車で買ったその足で買っていかれる方もいるそう
買物の不便さは解消されていません

暑くなってくると食中毒 
そう言う時こそ待たれる 車が入れない雪や雨の日の販売
気苦労は甚だ多いですが 移動販売を続けています
まつ子さんは物売りを後回しに お部屋お部屋をまわって
地元の声を掛けて歩いています

絶品 のり子さんのワカメ

今年3月 やっと船おろしにこぎつけました
 ワカメの水分を絞ってから出荷
ワカメの産地といえば三陸海岸
中でも桑浜のワカメは群を抜いた秀逸品です

1番の理由は地形 細かく折り畳んだような道を登り行き
その後一気に山を下りたところに顔を覗かせる
大変可愛らしい浜
山が持つ栄養が海に直接流れ 
外洋がもたらす養分と混じり育まれた味わいや食感は 目から鱗!
ワカメの味は浜によって違います

スタッフはじめジョネットの周りにはワカメを販売する女性が大勢いますが
慣れない仕事 大震災…と続く困難を自然体で受け止めるのり子さんに
爽やかさを感じ ご紹介します

震災直前 大病より麻痺が残った夫が海に戻るに伴い
船に乗って一緒に仕事をする生活が始まりました
背が高く真っ黒に日焼けした彼は 前向き 気さくで温かみのある方です
少し軌道に乗ってきたかという矢先の大震災で
お母さんを亡くし沢山のものを失い たくさんの涙を流されました

震災から3年 こうして生活できるのは
全国の皆様のあたたかいご支援があったからです と感謝されています

のり子さんが販売する「元葉」は
1本のワカメから芯を挟んで2〜3㌢しかとれません 季節も限られ
店頭に出ない 希少価値の一層高いワカメの部位です

発送をお受けしています お問い合わせは下記まで
Email:kuwahama@jo-net.org  FAX:022-233-2434