ご報告
3月11日を迎え、伺った熊本の皆様や続く大災害の被災地の皆様のことが先ず案じられます。
被災地支援のほか、「女性主流の防災減災」を以後の活動の1本に加え、JCC-DRRに参加させていただくなどしておりますが、足元を見ることで精一杯になり東日本大震災における活動から得た知見を生かしきれていないことが悔やまれます。
勢い頼みの孤軍奮闘状態ではありますが、真心もって今なお寄り添い続けてくださる方々のお励ましを基に、活動は継続しておりました。まだまだジョネットを求められておりますがしかし、極度の人手不足によりこの先の変更を模索中でもあります。
(仙台市内で開催していた福島県の方々のサロンは2025年9月をもって終了しました)
みやぎジョネットが開催してきた「こころのケアサロン」では、参加しやすい工夫として様々の作り物を取り入れております。その中でも、紙バンドを使ったバスケタリングでは、全国で活躍中の講師より直接個人指導を受け胸を張れるスキルを身につけた女性たちが誕生。そしてその作品は『自立を目指す女性たちへ届けたい』と仙台市内で販売をしており、大変なご好評をいただいております。制作と販売にはそれぞれに元スタッフが入り、確かに素敵な製品に仕上がっています。ご支援くださった皆様へ感謝の気持ちを込めた販売もできないものか検討中でした。(ジョネットのサロンを開催して欲しいとのご要望は仙台市内でも多くいただいております)
みやぎジョネットは、発災直後、宮城県全域と隣接する福島県・岩手県の一部の津波被災地で活動を始めました。その後、南三陸町を中心とした県北に注力するようになったのですが、全域を歩き「南三陸町の女性たちは復興できないのではないか」と強く懸念されたからです。県南の女性たちとは雲泥の差がみられました。そこで、一流の講師陣による多角的な気づきの講座を次々と開催いたしました。被災地故の、何とか立ち上がってほしい、負の被災ではなくできうるなら良しとされる経験に変えて欲しいと願う講師の皆さまの熱意の賜物であり、通常では考えられない厚みのある内容でした。
お送りくださいました被災地へのプレゼントに添えられた個人・企業さまからの沢山のメッセージに、私自身いかほど胸を熱くしたか… 被災された方々に「支援品」をお配りするのではなく、皆さまの想いを全て丁寧に口頭でお伝えしお預かりしたお品をお渡しして参りました。
こうして振り返ってみますと、個人としては、今回の『311』にことさら不快感を感じます。生活が戻ったわけではないからです。『311』の文字列を見ると胃に鳥肌が立つような感覚になります。最も大切な部分が見落とされているからです。
被災を自分ごととして捉えるなら、次の動きが取れる想像力が大切ですし、高みに向かえるチャレンジ精神が発露し自立を目指す人を後押しする行政の機能が重要です。 行き着くところは『基本の教育』でしょうか。
2026年3月11日 草野祐子
追伸
被災10年目を迎えた時点で、ご支援くださいましたかた個々にあらためて御礼を申し上げご報告を、と考えましたが、人手不足から叶いませんでした。ブログ更新も無理でした。未だ暫くこの状態は続きそうですが、機会を見てと考えております。
何かご意見やお尋ねしたいことが出ましたら、下記へご連絡をお願い申し上げます。
080-1825-3084 (電話に出られないことが多々ありますのでショートメッセージなどでご一報くださいましたら助かります)