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2014年03月07日 (金)
関西学院大学客員教授 大崎麻子
あす、3月8日は国際女性の日です。
国際女性の日は、1908年3月8日に、
1977年に、国連総会は3月8日を「国際女性の日」
今日は「国際女性の日」にちなんで、女性の視点から、
私は震災直後から、国際NGOオックスファム・
オックスファムは、
オックスファム・
支援を始めてから3年が経とうとしています。
私たちは、地元の支援組織と協力し、
被災で受けた心や身体のストレスを緩和し、「頑張ろう」
2つの事例をご紹介します。
岩手県のひとり親支援団体「インクルいわて」は、
大きな目的は、
シングルマザーが必要としているのは、
事業は、3つの柱によって構成されました。
1つ目の柱は、「就業支援ルームでの6ヶ月間の就業研修」です。
パソコンを習熟し、
研修生とは有期雇用契約を結び、給与を支払う事で、
2つ目の柱は、「パーソナル・サポート」です。
研修生ひとりひとりにサポーターがつき、生活相談にのります。
住居のこと、育児のこと、経済的なことなど、
3つ目の柱は、「シングルマザーズカフェ」です。
同じような境遇にある人たちとの交流や連帯意識を通し、
また、親子でリラックスできる場や、
6カ月にわたる研修の結果、研修を開始した時には、
これは、来年4月に施行される「生活困窮者自立支援法」
もうひとつの事例です。
宮城県南三陸町と気仙沼市では、
女性の起業の特徴は、地域の問題を解決したい、
南三陸町と気仙沼市でも、
そこで、起業に向けた支援の前段として、
女性のための連続講座を3回にわたって開催しました。1回目は、
2回目は、ファイナンシャルプランナーによる、
長期的な視点から家計を見直し、
3回目は、生活困窮者支援の専門家による、
家族の問題、子育ての問題、
各回とも「もっと早くに知っておきたかった」「
震災直後は、気持ちに張りがあった人も、時が経つにつれて、
仕事と子育てに忙しい、
心身の健康のケアや、生活・就労・
また、女性が働く上での最大のハードルは、保育・介護・
これは被災地に限らず、日本の女性全体似に共通するところです。
就労研修を受けるにしても、実際に働きに出るにしても、
ケア労働を女性だけの責任にするのではなく、
安倍政権が掲げる「女性が輝く社会」とは、
そのためには、環境整備が必要です。
復興支援の一環として、
その投資は、一人一人の女性の生きる力を育むだけではなく、
成功事例を各地で積み重ね、
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